ブラック病院の見分け方【看護師の転職成功には必須】
転職を考えたとき、ブラック病院だけは避けたいと看護師なら誰もが思いますよね。しかし、初めての転職でよくわからず、転職アドバイザーの勧めるがまま就職して働いてみたら、ブラックだった・・・なんてことがあります。そうならないために、ブラック病院の見分け方を知っておかなければなりません!
ブラック病院の特徴
人手不足
常に人手不足で、一人当たりの業務量が範囲を優に超えている。忙しすぎてまともな看護ケアができないため、患者さんに対して雑な対応になってしまう。
休憩時間・仮眠時間が取れない
1時間の休憩、2時間の仮眠と掲げらえていても、実際は休憩時間なし。周りの人も休まないので休みずらいし、忙しすぎて取れない。
残業代が出ない
長時間残業をしても、残業代が一切出ない。就業時間1時間前から強制的に来させられる、サービス残業するのが当たり前の雰囲気になっている。残業代の取り方を教えてもらえない。タイムカードを強制的に切られる。
休暇が取れない
有給休暇を取ることができない、消えていくのが当たり前という雰囲気。勤務時間外でも研修や勉強会に出なければならない。
人間関係が悪い
スタッフ通しの挨拶がない。雰囲気が暗い。コミュニケーションがスタッフ間で取れていない。パワハラやいじめがある。スタッフのモチベーションが低い。
衛生的でない
スタッフの身だしなみが良くない。診察室や病室、トイレ、ナースステーションがずさんで不衛生。寝具の洗濯や消毒が不十分。
診察に無駄が多い
不要な検査が入れられる。不要な薬でも処方される。診療費を上げることばかり優先されている。待ち時間は長く、診察は一瞬。
退職させてくれない
退職したい旨を伝えても納得してもらえない。引き止められる。話を聞いてもらえない。
働いていてもブラック病院と気づかない
新卒からブラック病院に勤めていると特に、ブラック病院だと気づけません。わたしも新卒で働き始めた病院がブラックだったのですが、それが当たり前だと思っていました。そういう雰囲気だから、皆がそうだから仕方ない、とあまり考えないようにしていました。中途だと気づける可能性は高いのですが、ブラック病院にしか勤めたことがない人にとっては気づけないものです。
ブラック病院を見分ける方法
まずは、その病院のホームページや口コミサイトを見て自分なりに情報を得る。しかし、自分の力だけで正しい情報を得ることは難しいです。転職サイトに登録して、信頼できる転職アドバイザーから正しい情報を得るようにしましょう。求人情報に掲げられていることが本当に正しいのか確認してもらいましょう。
病院見学を面接前にさせてもらう。無理だったら正式に入職する前にさせてもらう。⇨病院見学を断られたらそれは隠したいことがある証拠です。そんな病院はやめておきましょう。
転職のときにブラック病院を見分けるポイント
求人情報のチェックポイント
- 常に募集がかかっている
- あらゆるところに同じ求人が掲載されている
- 募集人数がやたら多い
- 給与が異様に高く掲載されている
⇨退職者が多く、常に人手不足なため
病院見学でのチェックポイント
- スタッフの身だしなみが良くない
- 掃除が行き届いていない
- 年齢層が二極化されている
- 挨拶がない
- 雰囲気が暗い
- スタッフ間でのコミュニケーションが少ない
- 怒られている人がいる
⇨人間関係が悪い、スタッフのモチベーションが低い、人手不足で衛生面まで手が回らない
面接でのチェックポイント
- 高給与アピールされる
- 残業はないと言われる
- 有休消化率100%または濁されて答えられる
- 突っ込んだ質問は嫌な顔をされる、または流される
- その場で即採用される
⇨平気で嘘をつく、良いことばかり言ってとにかく入職させようとしてくる、事前に得ている情報と違うことを言われる場合は怪しい
まとめ
すでにブラック病院に勤めているとここで気づいた方は即退職することを考えましょう。転職先がブラックだった場合も3ヶ月の使用期間の間にさっさとやめてしまいましょう。しかし、使用期間でも履歴書には経歴として記載しなければならないので、できる限りブラック病院へは就職しないよう気を付けて下さい!
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