一人暮らしに必要な初期費用・安くするコツ
トータル
賃貸契約に必要な初期費用の総額の相場は家賃の5~6ヵ月分
初期費用の種類
敷金
相場:家賃0~2ヶ月分
敷金とは賃貸物件を借りる際に保証金として預けておく費用のこと。
一般的には退去時に原状復帰を行う際のクリーニング代に使われます。
または、万が一家賃未払いや不払いが起こった際の補填に使われることがあります。
退去後に、実際に使用した金額を差し引いて返金されます。
礼金
相場:家賃0~2ヶ月分
礼金とは、大家さんに支払う謝礼のこと。
そのため、返金はされません。
仲介手数料
相場:家賃0.5~1ヶ月分
物件を直接大家さんを通して契約していない場合、仲介業者に手数料も支払うのが一般的です。法律で「原則は家賃0.5ヵ月分。借主の承諾を得ている場合は上限1ヵ月分」と決められている。
前家賃
入居前に入居月+翌月の家賃を支払うのが一般的なので、家賃2ヶ月分かかります。月の途中で入居した場合は日割り家賃+翌月の家賃を支払うことになります。
火災保険料
相場:2万前後(2年契約)
入居後に火災の被害に遭った場合の家具家電や建物自体を守る火災保険も、入居時に加入することが一般的です。
鍵交換費用
相場:2~5万円前後
新しい鍵に交換するか選べることが多いですが、防犯面で交換した方が良いです。ディンプルキーなどの防犯性能が高い鍵だと5万円程度かかってしまいますが、防犯強化させた方が安心です。
シミュレーション
例)3/15~入居、家賃6万円(家賃5.5万円 管理費5000円)の場合
敷金60,000円(1ヶ月分)
礼金60,000円(1ヶ月分)
仲介手数料60,000円(1ヶ月分)
日割り家賃29,032円(3/15~3/31)
前家賃(4月分)60,000円
火災保険料20,000円
鍵交換費用30,000円
合計31,9032円
ここに、引っ越し費用と家具家電購入費用をプラスすると、家賃6ヶ月分程度かかります。
初期費用を安くするコツ
礼金無料
礼金が無料の物件はけっこうあります。交渉すれば安くなる場合もあるので確認してみて下さい。
敷金無料
敷金・礼金無料!とういうキャンペーンはよく見かけると思います。ただし、敷金は無料だが、退去時のクリーニング代として支払わなければならない場合があるようなので要チェック。
仲介手数料が安い不動産会社を選ぶ
いろいろな不動産会社がありますが、仲介手数料が家賃半分など、初めから安いと記載されている不動産会社があるので、そちらを利用するようにしましょう。
フリーレント付き
家賃1ヶ月分無料キャンペーン中!というのもよくあるので利用できるとかなり安く済みます。
繁忙期を避ける
1~3月は引越しする人が多く、初期費用も高くなりがちです。5月以降になると安くなる傾向があるようなので、時期も検討しておきましょう。
家具家電付き
エアコン、ガスコンロ、照明など必要最低限のものが付いているかは必ず確認しましょう。入居後に購入するとさらに費用がかかってしまいます。
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