看護大学か看護専門学校かどちらに通うべきか
看護師になるために大学や専門学校に通うことを考えている方、何が違うのか、自分にはどこが良いのか悩みませんか?それぞれメリット・デメリットがあるので、解説していきます。
看護大学のメリット
- 医療知識や一般教養など、幅広く学ぶためのカリキュラムが組まれている
- 興味のある分野を選択できたり、幅広い知識を身に着けることが可能
- 実践的な能力はもちろんのこと、研究によって理論的に考える能力も身につけることが可能
- 保健師や助産師、専門看護師など、卒業時に受験資格を得られる
- 大学を卒業すれば「学士」の称号が与えられ、大学院の受験資格を得ることが可能、研究所や大学などで研究者として働くという選択肢もある、大学院への進学も可能
- 自由に時間割を組めるので、アルバイトやサークル活動などプライベートと両立しやすい
- 大学を卒業しているほうが給料の面でも有利になるケースが多い
※一部の専門学校でも大学院の受験資格が認められている。
※専門学校卒業後に保健師や助産師、専門看護師などの学校に進学することは可能
看護大学のデメリット
- 自由な時間が多い分、受動的な人にとっては何もせずただ遊んで過ごす4年間となる
- 計画的に単位を取らなければならない、単位を落としても自己責任
- 学費が高い
看護専門学校のメリット
- 即戦力となる人材育成を目的としているため、実践的な学習に特化したカリキュラムが組まれている
- 実際、現場で働いている医師や看護師が講師に来てくれるため、卒業後働くときに役立つ情報が得られる
- 国家資格対策に優れており、合格率が高く就職率も高い
- 実技の設備が整っている
- 生徒人数が少ないため、多く実践をすることができる
- 大学より学費が安い
看護専門学校のデメリット
- 専門的な授業が多いため、その分教養の科目は少ない
- 短い期間で集中的に学ぶため、自由がない
- バイトやサークル活動と両立は難しい
- 就職先は必然的に決まっているので、路線変更が難しい
学費の差
看護学校によって学費は違いますが、大学も専門学校も私立は国公立の約2倍の学費がかかります。
※下記金額は目安
- 公立大学(4年制) 250万前後
- 私立大学(4年制) 650万前後
- 公立専門学校(3年制) 125万前後
- 私立専門学校(3年制) 250万前後
まとめ
「幅広く、自分のペースで学びたい」、「将来研究員や保健師等になることを考えている」という場合は大学。「なるべく安く、早く、看護師になりたい」という場合は専門学校が良いかもしれませんね。自分の希望をよく考えて、それに合った学校を探してみましょう。
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